2011年3月23日水曜日

tsunami

すっかり怠けてしまった…。リハビリがてらに。さっき安全率とかで色々書こうとしてまとまらずに諦めたのは内緒の話。かといって、この話にまとまりがあるかと言うとそこまででもないんだけど。



津波という言葉は海外でもすっかり定着している。
スマトラで完全に定着したらしいが、英語だろうとフランス語だろうとtsunamiで話が通じる。

津波って、昔はtidal waveだったんだよね。

でも、潮汐が関係するものじゃなくて、地震によるものだからおかしいじゃん?ってなってtsunamiが定着したそうだ。
(だから高潮も津波とは全く別物)

なんで、seismic waveじゃないのかってちょっと疑問に思うけど、もはやtusnamiで地震が起きた時の巨大な波ってのは認知されてるような気もする。

津波って、元々 津 で起こる波だから津波って言われたそうだ。
沖合では何が起こったかわからないのに(沖合は波が高くないから)、港に戻ると港が破壊される。沖合では荒れてなくても、津に近付くとものすごい猛威をふるう波だから津波というのがその由来なそうだ。
だから、地震が起きた時に海にいる船は慌てて沖合に逃げたそうだ。今もそうなのかな。そうすれば海の上では被害を受けないから(津波は水深が浅くなると波のスピードが遅くなる代わりに波の高さが猛烈に上がる)。
ただ、tsunamiって訳されるとそこの意味はきっと喪失しちゃってるよね。
まぁ、元々seismic waveのままでもその意味はないから、外人にとってはそこは何も変わらないのか。

こういう言葉で同じく思うのは、日本人って地震って言葉に慣れすぎてるよね。陳腐化してるっていうか。7年前にフランス来た時、地震のフランス語 を聞いた。ぶっちゃけフランス語でも言ってることは地震なんだけど(あたりまえ)、大地が揺れるって、改めて聞くととんでもないこと起こってんだなって感 じる。そんなおっかないことが起こっても動じないのはある意味凄いけど、逆にこうでも感覚麻痺させないとやっていけないのかなぁとも思ったり。

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