2010年10月17日日曜日

Bruxelles

先週末の日曜は日帰りブリュッセル。
日本から遊びに来た武蔵サッカー部メンバーで旅してきた。

細かい旅は下に書いておくけど今日は日帰り。
パリとブリュッセルの間はタリスという高速鉄道が走っている。赤い特急。1時間20分なので、名古屋に新幹線で行くようなものなのかな。
行きのチケットは44ユーロの2等、帰りは69ユーロの一等だった。帰りは買うのが前日夜だったので、てっきり2等だと思ってたのだけどどうやら2等が満席で一等になっていたらしい。

まぁ、相場的にもそんなもんだし、しょうがないよねってことで納得していた。

無事ブリュッセルついて存分に観光(ルネマグリット美術館素晴らしかったし、ミサもちょっと聞いたし)。その代わり、夜はレストランで食べるには時間がちょっと足りないので旅のお供 ギロス(ほぼケバブ。ケバブギリシャ風)を頼んで、ポテト&マヨネーズ(ベルギースタイル)を食べてお腹パンパンに。

後はタリスでベルギービール飲みながら帰るだけっしょ!とスーパーでベルギービール買って満足してタリスへ…


そう、ここで事件は起こった。

いや、一等席なので広い広い。やべー、これは寝れるな!とか言いながら金の清算をして、さー、ビール飲んで乾杯するか!って時に

ふと後ろを見ると…。

おばちゃんが車内食をもらっとる。

…?

あれ?これ何?あの人予約したの?

と動揺する4人。(みんなヨーロッパが初めてではないです)

一等車だからって車内食つくってことはないっしょ?(全員ヨーロッパは今回が2度目以上)

机の上にはお菓子とビールが7,8本。荒れ放題もいいところ。

自分達の番になって思わず聞いてしまった。

”これ、オプションでお金払わないといけないんですか?それともサービスに含まれているんですか?”って…(個人的にタリス乗るのはこれが3回目)

そしたら、”あ、えぇ。一等席ですから…”

と返されてしまった。まじ恥ずかしい。一等車とか慣れてないのがあまりにばればれすぎる。(TGVの一等席でこんなサービス受けたことない。)

しかも質問したのは俺だけなうえふら語で質問したから恥ずかしさを共有できる人がいない。 (ちなみに通路向かいは日本人夫婦だったのでそこにはばれなかったのか…?)

しかも、とりあえずもらえるなら…ということで全員車内食を注文。

なんて悲しいサガ。

みんなお腹いっぱいなので、ここまでいくと拷問や。。。とか思いながらひぃひぃいいながら食べた。

2つくらい頼んで分ければいいのに。日本ってそういう文化やん?という発想は誰もが食べ始めるまで思わなかった…。

80分のタリス。

なんとか一通り食べ終わった時には既に50分が経過していたとさ。


あまりに食べるのに疲れたうえ度数の高いベルギービールで完全によってみんな死にそうになってた(笑)


夜のタリスの一等車に乗る時には気をつけましょう。普通に夕食代浮くし、車内食なんておしゃれな体験が味わえます。




おまけ。



旅日記

4年ぶりのブリュッセルは、やっぱり楽しかった。街はきれいだし、市庁舎はカッコいい。あんな市庁舎で働けるって誇りだなぁと思う。パリ市庁舎もめちゃくちゃカッコいいけど。

小さな街だと改めて歩いて実感したが、風格のある街。



大広場を見、残念な小便小僧を見、お昼を食べようとふらふら歩いきつつ、どこの店が信用できるかなーと物色していたら見覚えのあるお店。


あ、、、

ここ、多分あっちゃんが4年前連れて行ってくれたお店だ!

というわけで4年ぶりにLeonに行ってきた。確かここだよね?このT字路のとこで小便少女見てげんなりした後いったんだよね??

昼間からベルギービールをたしなみ、かきやらムールフリットを食べ、小便少女みてげんなりした後、王宮やら大聖堂へ。

ここは4年前は行かなかった気がするんだけど、随分とステンドグラスが奇麗なところだった。

あれはガラスに直接絵を描いているのかな。決めが余りに細かすぎる。


その後は王宮経由で美術館へ。

時間がないのとメンバーの半分は興味なかったので、1時間後に集合という形で、たろーと二人で去年できたルネマグリット美術館へ。

学生は2ユーロで済むのだが、ここがまた素晴らしかった。

細かいフランス語やドイツ語を見る時間はなかったのでかなりすっ飛ばしていたが、作品と自伝みたいのとをうまく組み合わせていたし、なによりマグリッドの作品が素晴らしかった。

名前は知ってたけど、こんな面白い作品作ってる人なのかと。シュールレアリズムの代表格のダリよりもこっちの方が自分はずっと好き。

ああ、こんなアイデアあるんだなぁと感心しっぱなしだった。

ベルギー王立美術館もめちゃくちゃでかいし(昔は3時間後に集合!とかやったたけど全然見きれなかった)、美術館クオリティ高い。

帰りがけにミサをちょこっと覗かせてもらって、パイプオルガンの響きを少しだけ味わってケバブを食ってタリスに乗るのでした…。

美術館付近からの風景。ブリュッセルは色んな時代が積層してる感じが判っておもしろい。


めちゃくちゃかっこいい市庁舎。こんなところで働けたら公務員としての誇りもさぞかしあるんだろうなぁと思う 

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