2010年9月18日土曜日

TGVとストラスブール

9月12日。
学科旅行にいざいかんとして冷蔵庫の中を空っぽにすべく調理をし、12時43分(とこの時は思っていた)電車に乗ろうと、11:54分に着く電車に乗る。

準備万端と思ってRERに乗ってリヨン駅へ。

行先はストラスブール。

Eチケットだったのだけど、さらになんか発見しないといけないのかな?ともって自販機でがちゃがちゃいじるも何もでてこない。

なんかおかしい。

そして、電光掲示板をみると、電車がない。

あれ?



慌てて時間をチェックすると出発時間は12時24分

この時12時7分とか。

ていうか、駅、リヨン駅じゃなくて東駅だ。

パニック。

パニックですよ。ていうかもはや間にあうとは思えないものの、僅かな望みをたくして駅員に最短の行き方を聞いて、
RERで1駅進み、4番線に飛び乗る。

たまたま、運よくRERが来て、

4番線も階段駆け上がったその瞬間にメトロがやってきた。

rerも5分おきとかだし、メトロの次の電車は7分後。乗り遅れてたら確実に遅刻。

その後はここから6駅。

日本の感覚だと既にles hallesで12:13だったのでもうオワタと思っていたのだけど、パリのメトロは駅ごとの間隔がすごい小さいので何とか20分に到着。

ホームをダッシュしてなんとか、2分前に奇跡的に到着。

しばらくは自分の持ってたeチケットがコンポストしないといけないのかよくわからなくて焦っていたけど、それも無事解決。

余裕ぶっこいて50ユーロをパーにするところだったのでほんとによかった。


日本で言うと、東北新幹線に乗らないといけないのに品川に行っちゃった感じなんだろうか。
基本的に東京・上野・品川と全部山手線で一本で移動できるのに対して、パリの国鉄は一個一個が離れている上に、だいたいが乗り換えをしないと着けないので結構大変。
中心街にはその代わり線路はない(メトロとバス)のだけど、旅行する側からしてみると、例えば南西部からやってきて今度は東へ~なんていうと基本的に30分くらいは覚悟しないといけない。トランク持って階段をあがるのはなかなかしんどい。
日本だったら東京駅まで新幹線で行ってそのまま東北新幹線とか上越新幹線乗ればすぐなのでそこでの負担の度合いはだいぶ違う。

今回はバックパックだった上にホントに運がよかったのであれだけど。

そんなかんだで疲れてTGVではぐっすり寝て、ストラスブールへ行ったとさ。

みんなが乗る電車より一本早かったので一人ストラスブール観光。


結構大胆なリノベーション。嫌いじゃない。

さて、ストラスブールはトラムで中心市街地活性化をした代表的な街

としか知識がなかったので

さっそくトラム。


この街はトラム導入をきっかけに中心市街地への車を排除し、駅の整備も景観を考慮しながら行ったはず。
トラムのデザインもカッコ良くて、窓の開口部が非常に広い。割と頻繁に来るので便利。

中のデザインも結構カッコいいんだよね。

中からも景色がすごいよく見えるので結構楽しい。
こういう細かいことが実は結構大事なんじゃなかろうかと思う。

ドイツ国境沿いの町なので、ドイツっぽい木造の建物とか、煉瓦の色がちょっと独特。

小さいけどなかなか可愛い町。ただ、2時間くらいで飽きる。

うーん、意外とブログ使いづらいな。mixiのが便利な気がしてきたぞ。

2 件のコメント:

  1. トラム良いですよね。
    東京では無理なのが残念でもあり、少しホッとするところでもあり…

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  2. 東京にも一応トラムあるじゃない(笑)都電荒川線が。
    東京ってスケールとストラスブールのスケールがもう極端に違うから比較はできないけども、車の乗り入れ排除して、カーシェアにして、トラムを敷いて街の在り方を変えるってのはなんかもう劇的だよね。
    いったん完成した街が変わる時は同時多発的にどーんと色々起こるのが面白い。渋谷や新宿もわりとそんな動きだよね。地下鉄の構造いじくって同時に街も変えてしまおうっていう渋谷と、老朽化した甲州街道の端を直しながら駅前広場の在り方と導線をどーんとかえちゃおうとか。

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